近くの図書館の入り口付近に「終活コーナー」があります。私自身、意識的に終活に取り組んでいるのですが、漏れなく進めるための参考にするため、役に立ちそうな本を物色して時々借りてきます。

 本書の著者は、葬儀社の役員で、顧客から受けた多くの相談事例などをもとに講演活動などもされている方です。読んでいて、「終活」の相談に応じてきた経験の豊富さを感じました。

 また、仕事での経験とは別に、著者の父親が亡くなられた際、亡くなる数日前に病院にお見舞いに行ったにもかかわらず、話らしい話もできず、父親も言い残したいことがあったらしいことを後から聞き、聞けなかったことを後悔されているそうです。そんなことのないよう、エンディングノートは絶対に今すぐに作るべきだと主張しておられます。

 

本書の構成

 本書の前半は、終活やエンディングノートに取り組むことの重要性とその内容、後半は、墓や葬儀場の選び方などです。

 エンディングノートは、終活セミナーに参加したときに記念品としてもらえるものや市販のものも、おおむね、自分史、家系、介護、医療、お金、葬儀、供養、メッセージの8項目を記載するものとのことです。それぞれの項目で、書くべき内容が説明されています。

 私のは、医療、お金、葬儀については記載していますが、それ以外の項目はあまり書いてありません。これだけ書き残せば、取りあえずはあまり困らないと思うので、自分史や家系は、仕事を引退してからでもボチボチ書こうかと思います。

 メッセージは微妙です。私のエンディングノートは、私の死後に家族が困らないことを主目的にしているので、家族が分かる場所に保管し、そこにあることを伝えてあります。メッセージなどは、私が元気でいる間は、見られるのが照れ臭いような気もするので、今のところ書くつもりはありません。

 

「終活とは残していく人たちへの愛情表現」

 この言葉に強く共感しました。私自身もそんな気持ちで終活に取り組んでいます。

 残された家族がなるべく困らないように、財産関係の書類の場所など、細々したことを書き残しています。

 

 今後も、できることから終活を進めようと思います。

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