6月は多くの企業で株主総会を開催するので、1年で最も企業からの封書が我が家に配達される時期です。一番うれしい株主優待券、総会案内、配当の通知などです。封筒をリサイクルに回すため、リサイクルできない窓のセロファンなどの部分をハサミで切り取る作業で、かなり時間を浪費します。

 前回(201912月)に引き続き、20206月に我が家に配達された社用封筒から、各企業の環境問題への取組姿勢について、5段階評価してみました。この評価は、我が家にこの期間中に配達された郵便物の社用封筒から得られる情報のみに基づき、独断と偏見によって行っています。

 「環境への取組姿勢を社用封筒に見る」

 「環境への取組姿勢を社用封筒に見る2」

 「環境への取組姿勢を社用封筒に見る3」

 

評価基準

 評価の基準は、次の項目のうちいくつ配慮されているかです。このうち、は私にとって最重要項目なので、2ポイントに加重します。

①窓部分を切りとらずに再生できることが明示されているか

⓶封筒が再生紙であることが明示されているか

⓷植物油インキ使用が明示されているか

⓸その他の配慮(カーボンオフセット等)

 

評価1

 環境への配慮が封筒からは何もうかがえない(何も書かれていない)企業です。これが、残念ながら今回も最も多く、HOYA、ホクト、コメダ、サマンサタバサ、コシダカ(まねきねこ)、ぴあ、エン・ジャパン、トリドール、稲葉製作所、SBIホールディングス、国境なき医師団、参天製薬、日本M&Aセンター、イートアンド(大阪王将)、ドトール・日レス、ローソン、ビックカメラ、北海道電力、野村證券などです。このうち、参天製薬、日本M&Aセンター、イートアンド(大阪王将)、ドトール・日レス、ローソン、ビックカメラ、北海道電力、野村證券の封筒の窓は、そのまま再生できそうなのですが、何も書かれていないので、残念ながら念のため切り取らざるを得ません。

 

評価2

 1項目に環境への配慮が認められる企業です。封筒の裏に植物性インキを使用している旨の表示だけあるのが三越伊勢丹、幸楽苑です。

 松屋は、窓フィルムが50%を超えるリサイクル材料を使用している旨が書かれていますが、これでは切り取らざるを得ません。イオンは、間伐材を使用し、木を植えていると書かれています。

 

評価3

 窓部分も切り取らずに再生できることの明示だけあるのが、元気寿司、パナソニック、日本郵船、東京瓦斯、ゼンショー、コロワイド、カッパ・クリエイト、大庄、吉野家、ヤマダ電機です。

また、SUBARUは、カーボンオフセット、植物油インク使用の2項目で取組が示されていますが、残念ながら封筒部分をそのまま再生できるか明示されていません。

 

評価4

 再生紙使用をしている旨の明示と、窓部分もそのまま再生できることの明示があるのが、前沢給装、アトムです。

 窓部分も再生できる旨の明示と植物性インキ使用の明示があるのが東北電力です。

 

評価5

 中部電力は、再生紙を使用していること、窓部分も再生できること、植物性インキを使用していることの3項目の明示があり、今回の最高ランクでした。残念なのは、その表示が、封筒の裏側であることです。窓側に記載されていないと、うっかり窓部分を切り取ってしまいます。また、カーボンオフセットの認証については何も記載がありません。


 各企業でさらに取組が進むことを期待しています。

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