この3か月以上、新しい仕事をこなすべく知識を身につけるための読書(会社法、労務管理など)しかできませんでしたが、先日、久しぶりに純粋に楽しむための読書をしました。それが本書です。

 きっかけは、東京オリンピックの開会式の日、夜9時から民放の地上波でこのアニメが放送されたことです。開会式など何時間も見るつもりはなく、夜更かしは避けることにしているので、このアニメも録画して翌日楽しみました。原作も読んでみたくなったので、早速このラノベを図書館で借り、読みました。

 

 本書は、人との交流を好まない男子高校生が主人公、膵臓の病気で余命がわずかなクラスメイトの女子高校生がヒロインです。ラノベで、実話をベースにしているわけでもないようなので、「こんなことはありえないだろう!」という突っ込みどころが満載です。最大の不自然な部分は、こんなに挑発、誘惑されて、何もせずにいられる男子高校生など考えにくいことです。

 ただ、それらの点に目をつぶり、純粋に娯楽として読む分には楽しめ、安直かもしれませんが「感動」も味わうことができました。読書する際は、細かいところにケチを付けずに、没入することが得策です。

 若い人が本書を読んで、他人と交流することの大切さや死を意識して生きることの大切さを学んでくださればいいのですが、後者は難しいかも・・・。

 

 政治などのニュースを見れば「怒り」を感じ、孫たちとビデオ通話で話せば「楽しさ」も感じることができますが、「感動」は実生活ではなかなか味わえません。不足している感情を補うには、やはり読書やアニメがいいようです。
 「感情の「運動不足」解消のために」 参照願います。

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