先日、食事をしていて、うっかり舌を噛んでしまいました。こういうことは、たまにあります。

 舌癌手術後7年半、日ごろは普通に生活していますが、やはり元通りというわけにはいきません。舌の動きが悪いため、不自由なことはいろいろあります。

 

 舌癌の手術で舌の3分の1ほど、右側面を中心に切除し、肩の筋肉の移植がうまくいかなかったため、結局、人口皮弁でふさいであります。だから、自ら動くのは元々の舌の部分だけで、人口皮弁の部分は引っ張られて連動しているだけです。当然、動きが悪いのです。

 食べ物を噛んでいるとき、舌で食べ物を移動させて同じところばかり噛まないようにしています。いつもは舌を奥歯で嚙まないように動かしていますが、失敗すると舌を奥歯で噛んでしまいます。

 手術前にもこういうことはあったかもしれませんが、手術後は明らかに増えています。

 舌の右半分は人口皮弁、左半分は元々の舌が多いのですが、噛んでしまうのはいつも左側の本物の舌の部分です。そもそも右側面は、右の奥歯のところまで動きません。

 

 せっかく残った舌の左半分、なるべくゆっくり食事し、噛まないように大切にしようと思います。

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